発毛剤と育毛剤

2023.09.02

薄毛の対処には、古今東西、様々な民間療法があるようですが、ここでは医学にもとづいた方法をご紹介いたします。

薄毛治療をしようとインターネットを調べて真っ先に目につくのは、発毛剤と育毛剤ではないでしょうか?
でもこの発毛剤と育毛剤、何が違うかをみなさんは説明できますか?

発毛剤と育毛剤の違い

端的にいうと、両者は分類が異なります。
発毛剤が医薬品であるのに対し、育毛剤は医薬部外品に分類されているのです。では具体的にどう違うのかというと次のような違いがあります。
医薬品とは、主に「治療」と「予防」を目的に使用され、配合されている有効成分の効果・効能が認められたものになります。つまり医薬品である発毛剤は、「髪を生やす」「毛量を増やす」「抜け毛を予防する」といった治療と予防が目的のものになります。
一方で、医薬部外品とは、「予防」と「衛生」を目的とし、その範囲内で効果・効能が認められた成分が含まれたもので、作用が緩徐なものとなります。

発毛剤

発毛剤による治療の目的は、新たに毛を生やし、太くハリのある毛髪へと成長させることで薄毛や抜け毛を予防することです。
育毛剤との大きな違いは、「発毛効果」があるかどうかです。
そしてミノキシジルは、医薬品の発毛剤で、次のような効能・効果が認められています。

以上のことから、発毛剤は髪の毛を増やしたい、今すぐ薄毛対策を行いたいという方に適しています。
また、髪の毛の生えかわり周期(ヘアサイクル)の乱れを正す効果も期待できますので、新しい髪を生やし、根本から薄毛・抜け毛対策をおこないたい方は発毛剤がおすすめになります。

育毛剤

育毛剤による治療の目的は、頭皮を健やかに保ち、血行促進により髪が育ちやすい環境を作ることで抜け毛を防ぐことです。 そのほか、頭皮の保湿により、かゆみやフケといった頭皮トラブルを防ぐ効果があるものもありますが、直接的な発毛を促す効果はありません。
したがいまして、育毛剤は将来の薄毛を予防したい方におすすめといえます。

発毛剤育毛剤
分類医薬品医薬部外品
効果新しい髪の毛を生やす
・今ある髪の毛を成長させる
・抜け毛を予防する
・今ある髪の毛を成長させる
・抜け毛を予防する
発毛剤[分類]
医薬品
[効果]
新しい髪の毛を生やす
・今ある髪の毛を成長させる
・抜け毛を予防する
育毛剤[分類]
医薬部外品
[効果]
・今ある髪の毛を成長させる
・抜け毛を予防する
発毛コラムトップ

発毛コラム

ミノキシジル配合外用液の
ご購入はコチラ富士化学工業のEC SHOP

楽天ショッピング Yahoo!ショッピング
pagetop